6月14日(土)、1年生プログレスの生徒を対象に、近畿大学奈良キャンパス(農学部)体験実習を実施しました。
最初に、農学部長の森山達哉先生から学部概要説明をしていただきました。
この後、農業生産科学科・水産学科・応用生命化学科・食品栄養学科・環境管理学科・生物機能科学科の6学科から、各自2種類の学科で体験学習を予定しています。
【体験学習】
①生物機能科学科
ブロッコリーとバナナからDNAを取り出す実験に挑戦しました。初めて使う実験器具に苦戦しながらも、楽しくDNAを取り出しました。
②食品栄養学科
・ブドウ糖を使って鏡を作る
・食品の色を鮮やかにする
・でんぷんの消化/分解について学ぶ
・吉野本葛でんぷんを用いて糊化について学ぶ
③農業生産科学科
雑草や害虫をシャットアウトする静電場スクリーンの実験。静電気のすごさを実感しました。
④水産学科
ちりめんモンスター探しにチャレンジしました。たくさん見つけて、お土産にしました。
⑤環境管理学科
里山の環境について教えていただき、里山の昆虫や標本を観察して、生徒たちは大盛り上がりでした。
⑥応用生命化学科
「植物の対昆虫戦略物質を見てみよう」をテーマにした実験に挑戦しました。クスノキの葉に含まれる主成分を精製し、実体顕微鏡による観察やガスクロマトグラフィー分析を体験しました。
どの体験学習も、近畿大学農学部に来させていただいたからこそできた貴重な体験ばかり。多くの方の協力があって実現しています。今回の体験学習が、生徒たちの進路選択の一助となり、日頃の学習のモチベーションに繋がることを期待しています。